行政視察

2018年07月11日

草津視察写真
私は文教常任委員会に所属をしておりますが、行政視察として、草津・大阪に行って参りました。
 
まず初日は草津。
草津市は児童・生徒に「生きる力」につながる学力を身につけさせることを目的として「草津市教育情報化推進計画」を策定しておりICTを活用した教科指導に力を入れています。
全小学校にタブレットPCを配置し、昨年から人型ロボット「ペッパー」を導入してICTの授業を積極的に行っています。
 
お邪魔した草津小学校の子ども達の授業、とにかく子ども達が楽しそうなのが印象的でした。
また、「プログラミングができる」という専門性よりも「プログラミング思考」を醸成していこうということにも説得力がありました。
 
今の子ども達は失敗を恐れる傾向にある、答えをすぐに求めて自分で考えることをしない……などが課題と言われていますが、このプログラミング教育は、「仮説を立ててとにかくやってみる!」「試行錯誤(トライアンドエラー)をして失敗を恐れない!」そうした「チャレンジ思考」も育てていこうというものです。
ですから、ICTの授業だけでなく、他の授業や活動にもこの「失敗を恐れない思考」が活かされているとご担当の先生がおっしゃっていました。→これは実効性がありますね♪
 
世田谷区もICT教育のより一層の推進と平成32年度からのプログラミング教育の円滑な実施につなげていかなければなりませんので、まさに先進的な取り組みを学ぶことができました。
 
大阪視察写真
2日目は大阪市役所に伺いインクルーシブ教育の推進について視察をしました。
大阪市は「共に学び、共に育ち、共に生きる教育を推進する」視点に基づき、障害のある児童・生徒と障害がない児童・生徒が共に学ぶインクルーシブ教育の推進に力を注いでいます。
特別支援教育サポーターの設置や医療的ケアの必要な児童・生徒への看護師配置、相談の実施などきめ細かい事業展開に取り組んでいます。
 
世田谷区もインクルーシブ教育ということを推進していますが視察させていただき改めて、当区の課題が明確になったように思います。
 
大阪市では障害理解にも努め、子ども達だけなく保護者や教員に対しても「出前講座」を頻繁に行って人権教育が進んでいるように感じました。
 
障害がある、無しに関わらず、「教室で誰もが同じように教育を受けられる」ということ。
これまで、私も、議会等で訴えてきましたが例えば医療的ケアが必要なお子さんが「特別支援学校だけでなく、普通学級で授業が受けられるようにして欲しい」ということなどが、大阪では特別なことではなく、普通に取り組まれていました。
 
「障害理解」や「バリアフリー」など、言葉が形骸化するのではなく真の「人権教育」を教育現場にも落とし込まなければいけない、と強く感じました。
 
2日間、世田谷区の施策展開の一助にしたい視察でした。

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