新年度スタート

April 8, 2022

新年度スタートしておりますが、昨年度末、世田谷区議会では令和4年度一般会計予算案が可決され、過去最大となる3363億円の予算が成立しました。
 
この間、定例会、予算委員会なども開催され最終日の本会議場では、私は会派を代表して、予算賛成の立場で意見を申し上げました。
 
令和4年度は、歳入の根幹となる特別区税、特別交付金ともに大幅な税収増になります。
区に対しては、「こうした予想外の税収に浮かれることなく、持続可能な財政基盤の構築に向けて、抜本的な事業の見直しや民間活用など徹底した行財政改革を進めること。
区議会と虚心坦懐に議論の上、各種施策を立案し、区民の福祉向上に資する区政運営に努めること」などを強く求めました。
 
また、我が会派から提案した決議「ロシアのウクライナ侵攻に抗議する決議」「北朝鮮による日本人拉致問題に対する理解を深める取組みの推進を求める決議」が可決されました。
 
特に拉致問題については、予算委員会の補充質疑でも取り上げ、早期解決に向けて教育委員会、区長からも積極的に取り組む答弁を頂きました。
 
拉致問題は拉致被害者の家族会が設立25周年の節目の年を迎え、家族会の高齢化も進んでいます。まさに待ったなしの状況です。
 
拉致問題を風化させることなく、人権問題としても「命」の大切さを教育の現場でも伝えていくことが求められているのだと思います。
平和を考える今こそ、他人を思いやり、命の尊さを考えて欲しい、、、、
 
今般の決議が可決された事で、さらに世田谷区として人権を考える契機になることを望みます。