小牧市、京都府、大阪府、広島市に行政視察
July 2, 2025私は福祉保健常任委員会に所属をしていますが、この度、小牧市、京都府、大阪府、広島市に行政視察で伺いました。
小牧市では「ヘルスラボ・こまき」という施設におけるフレイル予防の取り組みについて学びました。
こちらの施設では、握力や歩行速度などからフレイル判定ができるシステムがあり、また、栄養価計算と食事のバランスが確認できる「体験型栄養教育システム」という最新機器が設置され、私達も体験しました。
このように、民間企業との連携した健康づくりに繋がる技術などにも触れて、世田谷区でも推進できないか、提案していきたいと思います。
京都府では、災害派遣チーム「京都DWAT」の取り組みを伺いました。
実際に被災現場での活動実績も伺いながら、避難所における要配慮者受け入れ体制の充実など、検討していきたいと思いました。
大阪府では、生活習慣病の発症確率を予測する健康予測AIについて視察しました。
大阪府では、健康診断の受診率の向上のためにスタートした事業を展開し、健康アプリを開発。生活習慣病(糖尿病、高血圧、脂質異常症)の発症を算出するサービスを府民に提供しています。
実は、世田谷区でも特定健診の受診率が23区の平均を下回っています。区でも、このサービスを導入できないか、協議していきたいと思います。
広島市では、子ども療育センターの取り組みを伺いました。
広島市では、子どもの心身の発達とこころの課題を早期に発見、治療、療育、保護者の支援を行い、障がいがあるお子さんの福祉増進を図る取り組みを推進しています。
医療と福祉の機能が一体化していること、きめ細やかな医療、療育サービスが充実していることなど、センターの中も見学させて頂きながら、世田谷区でも改めて今後の支援施策をどのように進めていくか、学びを頂きました。
充実した視察内容で、世田谷区でも実施の可能性も含め、さらに区民の健康増進、安心安全な暮らしが実現できますよう、様々な施策を進めていきたいと思います。